キョーレツな暑さでした。しかし、救護室に待機列が出来てたというのに、びびったなあ。ふだん、あまりお外にお出ましにならない方々が、暑さの程度を甘く見て倒れるのだろーか? とはいえ、とにかく凄い暑さだったので、死者が出なくてよかった!

私はもう、暑さで頭が朦朧とするの前提で、理数系サークルなのに、代金の足し算や、お釣りの暗算をあきらめて、すべて電卓とメモで対応してました。

スポドリはゼリータイプ2個、500のペット1本、あと500の麦茶1本消費したな。前日に行った友人が教えてくれて急遽、用意した、服の上から使う冷却スプレーも大人気でした。

今日、発売日。
さっそく買ってきました。読むのは明日からかな~。
二人とも早稲田大探検部出身の探検家なので、キャラかぶりってことで片方だけの受賞になったら、イヤだなあと思っていた午後三時半、去年の受賞作家さんに「両方じゃないかしらん」と言われ、そうなればいい! と思ってたら、そうなりました。

これを機に、この二人の本がもっと読まれますように。とくに高野さんの本で抱腹絶倒する人が増えるの、希望!
さいきん、この人の本にはまってずっと読んでいるんですが、これは特におもしろかった。おもしろすぎて、通勤電車内で読むと肩が震えるレベルです。

帰りに別の猟師と出くわしたので、ダメモトでUFOの話を聞いてみた。すると、猟師は山形弁でこう答えた
「あー、知っでる。オレは見だごどねえげどな。オレの友だちが見つけでな、鉄砲で撃っただ!」
私たちは唖然とした。ここではUFOを鉄砲で撃つのか。すごい。宇宙人より山形県人のほうがすごい。


本題に入る前からこれである。この調子で、通常なら大学を卒業する年齢から11年間の、著者の早稲田の三畳間での生活は、抱腹絶倒、そしてその生活からの「卒業」エピソードの胸キュンさと言ったら、これぞまさに青春という感じなのだ。そのとき、著者は33歳なわけだが。

というか、前々から思っているのだけど、時間の通過具合が違う人っていると思う。この著者のように20代半ばで終わりそうな青春を、30過ぎまで長く過ごす人もいれば、若くしてなんだか達観してる人、実はいろいろいると思う。『青い山脈』あたりで青春が学校教育に付随するもののように扱われるようになってから、その期間がすごく限定されるようになったんじゃないかなー。

ちなみに著者は今年の第35回講談社ノンフィクション賞最終候補に『謎の独立国家ソマリランド』でエントリーしている。早稲田大学の探検部の後輩、角幡唯介『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』も残っている。二人とも好きな作家なのでうれしいが、今月末の発表までソワソワしそうだ。
積読本がいっぱいなのに、図書館からも借りたりしてアップアップしております。
さくっと読み終えるだろうと思っていた本にけっこうはまってしまって、じっくり読んでしまったり、逆に、ゆっくり読むだろうと思っていた本が、通勤の一往復で終わってしまったり。

コミケ本書かなきゃというのもあり、自分のコミケ本のジャンルである体験談系ノンフィクションを、以前よりさらに読んでいるんですが、読むばかりでいまだ取り掛かれず…。そしてコミケ非参戦系のほうのサークル活動関連で、リンクの本が気になりつつ、まだ取り寄せてはいないというとっちらかりっぷり。

ちなみに最近は、高野秀行という冒険家のノンフィクションにはまっています。ワールドワイドで毒舌な椎名誠という感じで、かつて「怪しい探検隊」にはまった身にはたまりません。って、自分のジャンルが冒険じゃなく、日常系なのに、こんな血脇肉踊る系読んでるから原稿書く気にならないのか…?

ゾンビ日記

2013年1月27日 読書
あ、これ買ってなかった。

今日は毎年恒例、と言っても一ヶ月前倒しの犬監督祭りで、ヒルズに向かっています。
クエーカー教徒のとこまで来た。ちびりちびり読めるのがいいですね。
やっぱり今回の売れ筋はこれでした(新刊セット除く)。

この本は、宋美玄・著『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(www.amazon.co.jp/dp/489308738X)への暗黒通信団からのカウンター本である、生天目あかり・著「童貞が教える本当に気持ちのいいセックス」(http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=10454)へのさらなるカウンター本です。

ただ、あくまでも童貞のための本で、非モテのための本ではないのですよね。なので、おまけ部分がついております。何の救いにもならないんですが(苦笑)、そこを含めての、真実のみを追究する暗黒通信団の作品ということで。
今のところ既知の内容ばかりなので、朝の通勤時には眠くなります。この人、サイトはおもしろいんだけど、サイトのテキストのライブ感が出てこないのはなぜ。そのうち出てくるのかなあ。
なんというか、だれもが蝉丸Pのように語れるわけではないんだなあ。
通勤読書に最適でした。一日の行き帰りに保たなかったけど。やっぱ通勤読書は電子書籍に切り替えるべきなのか?
病院での診察待ちとその生き返り 、ちがう行き帰りの電車内で読了。
妙な作りの小説、といわれているらしいけど、南米とかのマジックリアリズム小説や、SFとかを読んでたら、まったく珍しい作りでもないと思うけど。

それともこういう「メジャー」な作家の小説を読む人は、第三世界の小説やSFなんかは読まないのだろうか?
なんか、こういうもの読んだほうがいいのかなー、とか思いますが。書こうと思ってるものが進まなくて、別のものがひょいっとできちゃったりすると。メソッドをちゃんと身に着けないと、いけないかなあ、とか。いや、それだと個性が死んじゃうかも、いや、そんなことで死んじゃうのは個性じゃないよ、とか。

うだうだ考えてないで、読むか書くか、どっちかすればいいんですけどね、ええ。
これも読み始めましたよ。
なんと文庫版あとがきは三浦しをん!

でもってたぶん文庫版エロイカも買ってしまうと思う…。
エロイカだけじゃなくて、アルカサルも……。

映画のメイキングとか元ネタ話が好きなので、この本、めちゃくちゃ興味深いです。

『野生の科学』

2012年9月17日 読書
そういうことは滅多にないのだけど、ここのところの体調不良で読まずに刊行記念イベントへ。聞いたことを忘れないうちに、本を読んでしまわねば。
って言っても服って、高いですよね。
胡座がかけないくらい硬い体はなんとかなるのか?
アメリカンな「業(ごう)』についての本。
ジェンダーバイアスのきっつい世界ってこういう歪みが出ても、おかしくないよね。
日本の技術は世界一ィィイイイイ! と言いたくなる本。新幹線がますます好きになった。
傑作。大傑作。

元ネタはだいたいわかるけど、わからなくても、SFファンじゃなくても、きっとべらぼうに面白いと思う。この二人が合作するに至った経緯をたとえ、知らなくても!

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