この時期向けの怪談っぽいものを表紙から期待したんですがなんと山岸先生、バレエマンガの描き過ぎで怖い話が描けなくなってるそうです。

えー、でもこれより前のミルタの話とか、六条の御息所っぽくてけっこう怖かったんだけどなあ。
まどか☆マギカ後編、まるっきりキリスト教だったので、「俺が見たかったものはこんなんじゃねぇえええー!」、と脱力。

家が仏教の人が、仏教について土俗的な垢抜けない日常性を感じるように、家がキリスト教だとキリスト教についてもはや憧れとかはなく、やはりそれは日常のめんどくさいことどもの一つなわけです。

なんであからさまにキリスト教だと、青池保子のマンガに出てくるおっさん欧米人がミサの言葉を唱える日常的な状況が喚起されてしまい…

来年あるという新作は、さてどうなるんでしょうねえ(遠い目)
本の薄さに反して中身が濃い! 伯爵の顔のように濃い!

思えば中学生のころ、ベルリンの壁が倒れたのを見て「エロイカの連載、終わっちゃうのか?」と気を揉んだりしたものです。

あとさいきんは「少佐」といえばすっかり攻殻機動隊ですが、それまでは「少佐」と言えば問答無用でエーベルバッハ少佐だったわけで。

アマゾンにはないけど、リアル本屋にはけっこうあったりします。かつてあのマンガに血沸き肉踊らせた人はぜひ!
ようやく読み始めた。まだ連載中だそうなので、追いつかないように何周回も遅れて。
もちろんうちには同じ作者の『エマ』とその関連書籍が揃っていますよ!

ただ、その年まで嫁に行かなかった理由や、宗教的な生活文化が語られていないのが物足りない。今後の巻で出てくるだろうか。
気になってる勤労少女もの。たぶん高校に進学しない/できない少年少女って増えてきてるはずだけど、そういうニーズを満たす作品は少ない気がする。一足飛びに漫画ゴラク方面だったり(でも高校進学しないで就職したからってみんながミナミの帝王目指すとは思えない。高野文子の工場労働者ものみたいな堅実な生活をただ欲してる層が大半なんじゃないか)、高校や大学進学して就職するのがまるで若者の9割みたいなマンガが多い。編集者がまず大卒9割で、自分たちが面白いと思うもの、読みたいものという基準でやってるからそうなるんだろけど。

でも、そこからぬけだせないと、出版不況も終わらないだろうな。個人的には新聞の分かち書き(僧侶を僧りょ、とか)はやめて、大昔みたいに総ルビにすればいいと思うよ。そこでようやく大卒じゃない作家が出る素地が出来上がるんだと思う。
ちょっと古い話ですが、これを見ました。

…なんつーか。3Dでやる意味がよーわからんですな。
新しい技を見せて欲しかったのに、現れたのはおなじみのあれやこれや。
伝統芸能じゃないんだからさ、と思うけど、熱烈に喜んでる友には、言えない。

連れ合いは「…。アタシはオリジナルなものが見たいんじゃー!」と、この攻殻、009、アップルシード(アニメ映画版)のマッシュアップみたいなPV見て嘆いてました。


気付けば6年くらい前の本。引越しで見当たらなくなって、でもどこかにあるだろ、と探さないでいたら、後発よしながファンの家人が新たに買ってきてしまった。

おなかがすいてる時に読むと危険だが、今日は雨の中、どうしても食べたくなって苗場用の防水ジャケットと長靴で、近所の激ウマラーメン屋から帰ってきたところなので、大丈夫!

というか、『きのう何食べた?』と違って、作る描写ではなく外食描写が多いので、家で読んでいてもそんなに左右されないのかもしれない。
これもTV放送をまず見れてない。去年仕事でぼろぼろだった時期だったのもあり。
しかし、内容的にいま見ないと面白さが漸減してくよね、きっと。
TV総集編をとりあえず見るか、一話ずつ買って見るか、非常になやましいです。
主にお財布&収納場所的に。
案外、マンガもいいかもしんない。
近所の妙に趣味に走った品揃えの本屋で、昨日帰りに見かけて、でも現金の手持ちがなくて、今日、まだありますように、と念じながら行って無事、購入。

この人が作品を作らなければ、大友の『童夢』も、宮崎の数々の空飛ぶシーンも、押井のサイバーパンクなアニメ描写も、わたしたちが知っているものとはだいぶ違ったものになっていたことでしょう。

そのメビウスの60歳過ぎての、ラフスケッチも下描きもなしの一発描きの新作! 

でも、開くのがもったいなくて、まだ梱包されてるビニールを剥いでいません。真剣に見られるときに向き合わないと、いけないと思います。
そして実写版&アニメ版の「時をかける少女」が好きすぎるので、もちろんこれも夏のうちに観たい!
面白いwww 趣味に走りまくる監督たち15組が60秒の作品を1本ずつ。NHKでぽろぽろ流してたらしいんだけど、いつ流れるのかよくわからないから、端から見るのをあきらめてたので、本屋で見かけて即買いでした。
ttp://natalie.mu/comic/news/show/id/17041

うーん、でも本誌は今回おまけ付きだったしねえ。
そういうのなしで売上がどう変遷するかをぜひ今後採っていってほしい。

とはいえ、紙媒体の売上がどんどこ下がってる昨今では、快挙といっていいと思う。
キュートすぎる。やられた!
http://www.youtube.com/watch?v=rmkLlVzUBn4

他の作品もあとで見よう。
http://www.youtube.com/user/dokugyunyu
知らなかった! あの、いとうせいこうの超名作『解体屋外伝』が原作のマンガが現在進行中だなんて! ハァハァしながら1巻2巻をポチっと購入。早く届かないかな~。

原作は、洗脳のプロと洗脳外しのプロ「解体屋」との、神経繊維を削り合うような戦いが描かれるサイバーパンクな小説です。オウム事件の4年前にまるでそれを予言するかのように書かれた『ワールズ・エンド・ガーデン』の外伝という形態となっています。『攻殻機動隊』や、ウィルアム・ギブスンとかのサイバーパンクな世界が好きなら、きっとはまるはず。

ちなみにいとうせいこうは『解体屋外伝』の中の名台詞「暗示の外に出ろ。俺達には未来がある」という言葉を、去年4月に代々木公園のアースデイでプレイした『ミャンマー軍事政権に抗議するポエトリー・リーディング』でも繰り返し、使っています>
http://www.youtube.com/watch?v=9-Hj-GwkH2I

このポエトリーリーディング、QUIETがようやく来月21日に出る予定。これもアマゾンで予約してしまった。youtubeで見られる方もCD化されているのを買うかどうか思案中。

というのも、いとうせいこうの著作はどれもこれも名作だと思うんだけど、あっという間に廃版になってしまうのが困るので、見つけると買うようになってしまったのです。素晴らしさを分かち合える誰かに貸すために、ハードカバーと文庫版を1冊ずつ持っているものさえあります。けどアマゾンの中古市場でけっこう手ごろな値段で入手できるみたいなので、興味のある方はぜひ!
『攻殻機動隊2.0』、『スカイ・クロラ』に続き、『イノセンス』もBD版を買ってしまいました。DVD持ってるのに…

しかし、これは買ってよかった! 品川の巨大スクリーンのアイマックスシアターで見たときか、それ以上に画面も音も美しい。映画はスクリーンに投影された光を見ているけれど、液晶ディスプレイだと直接光を見ているせいか、映画館でも気付かなかったような細かい部分が実に良く見える。驚いたのは、冒頭のハダリ組み立てシーンで瞳がアップになるところで、瞳の外周に書かれた部品番号がしっかり読めること!

なるほど、監督がほんとうに見せたかった『イノセンス』はこれか、と唸りました。しかし、5年前に一般にはこの再生環境がないのにここまで作り込むとは… さすが「おれの作品は10年単位でモトをとるようになってるの」と言うだけあるなあ。
富野由悠季さん、プロ論を語る

「自分が手の届く範囲のことを一生懸命やることが一番の宝だ」というのは本当だと思います。年寄りの忠告になるんですけど、それを信じてやってほしい。どういうことかというと、男の人に特に言うが、エロサイト見てる暇あったら自分の技量を磨け。


厳しい部分が多いけど、励まされる部分もずいぶんある。主にクリエイターに向けての叱咤叱咤叱咤に激励の強烈な一滴という内容。こんな講演が聞けるアニメ関係者はなんて幸せなんだろう!

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/31/news118.html
昨夜に続いてこれも刑事もの。

近未来SFの形式をとりながら、現代の老人問題、児童虐待問題、政治家の国民への意識などを告発する内容となっている。

森元総理などの自民系議員の男尊女卑的発言にムカッときたことのある人にはぜひ見て欲しい。

…しかし、バトー、ラストで少佐の肩に手を回すのにあんなに慎重だったのはなんでなんだ?
今のとこ、惰性で見てます。原作とぜんぜん話が違うんだけども、それは問題じゃない。原作における「戦うことにおける正義の置きどころ・落としどころ」について掘り下げていったらキリがないし。問題はどうやらワンクールで収めようと脚本書いてるに違いないと思う、この先の展開が見えてしまうストーリー作り。

もう一つの問題は、原作と微妙にキャラクターの外見を変えているところ。まったく違うキャラもいれば元のまんまのキャラもいて、完コピかオリジナルに振り切れるかどっちかにしてくれないと、見ていて落ち着かないんである。なのでDVDは買いません。

ていうかね、いまだ継続中の原作漫画の続きの方がずっと気になるw
人脈広い友人を持つというのはなんとラッキーなのだろう、としみじみしました。

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