これを原作にした映画のほうを見ました。

米軍機、ジープ、軍服、GHQ本部、皇居内居室、皇宮警察などがいかに再現されているかが楽しみのひとつだった。それはとても満足がいった。

が、この映画が日本市場で狙った感動を呼ばないであろう残念な点がある。それはマッカーサー役がコーヒーのCMで宇宙人サラリーマンとして知られる彼だということ。外見的に似てないのは気にならない。けど、どうしても数々のCMが脳裏に…。TVをほとんど見ないわたしでさえ、である。

キャスティングする側は、親しみやすさがプラスになると思っていたのかもしれないけれど、残念ながら、逆効果だと思う。

そのほかは、ラブストーリーが邪魔という評もあるようだけど、あれはあってもいいんじゃないの、と思う。なくして超男臭い映画になっても、歌舞伎俳優演じる天皇の透明性が浮き立っておもしろかっただろうけど。リンク先はそのフィクショナルなラブストーリーの入っていないノンフィクション版原作。そのうち読んでみようと思う。

ちなみに映画冒頭は原爆投下の記録映像なのだが、やはり福島を思わずにはいられず、少し、つらいものがありました。

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