続編の『Ⅱ』と合わせて一気に読んだ。マイケル・ムーアの映画『シッコ』『キャピタリズム』でさらっと描かれていた内容が、深く突っ込んで取材されている力作。

実は先に、さいきん出た『政府は必ず嘘をつく アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること』(角川SSC新書)を読んでいて、これが凄かったので遡っての読書。

日本も同じようにされようとしている、というかされつつあるけれど、なんとか食い止めたい。でも、どうやって? デモや署名はどれだけ効力があるのか、とか、そもそもこの本にあるように、デモや署名で捕まる仕組みが作られてしまうかも、と思うと、なんらかのコネで政治家に働きかけるしかないのか、とか。

コメント

オサム
2012年4月23日0:04

デモや署名も一つの行動で大事だけど、それだけで終わってしまってはいけなくて
問題はその先

P.O.
2012年4月23日15:05

そうですね。反原発の方々は自分たちの中から議員を送り出すなど、実効的な行動をとっていただきたいです。既存の社会のルールが気に食わないとしても、それを利用することでしか変えられないこともありますし。

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