初日に見たんだけど、キリスト伝記映画MADに笑った。館内沸いてたなあ。
って、それだけじゃなく、すごくよかった。笑って泣けて怒れる映画だった!
彼の映画のなかでいちばんいいんじゃないだろうか?

話題の『アバター』は技法が進化してるのに、結局結論は「力で以って力を制す」で野蛮だなあ、と。それじゃブッシュといっしょ、アフガン造兵してるオバマといっしょじゃん。『キャピタリズム』でムーアが「資本主義偏重を言うと『じゃあオマエは共産主義者か!』って攻撃されるけど、おれら21世紀に生きてるんだぜ?そろそろ新しいルールを考えようよ」と言っていたことを重ね合わせて思う。

『かいじゅうたち』はかいじゅう世界でなんか大人のドロドロっぽい痴話喧嘩が繰り広げられるのにびっくりした。童心に戻りかけてたのに一気にスクリーンの中から蹴りだされた気分。けどよく考えてみたら監督はあの皮肉屋だもんなあ。ほっこりだけの映画になるわけないか…

あとベジャール追悼映画とタランティーノのイングロ見そびれた。これは超残念。アバターとかいじゅうたちを見てた時間と取り替えたい…

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