連れ合いが同僚から借りてきたのでいっしょに鑑賞。
(連れ合いは『羊たちの~』のほうの熱心なファンです)

『羊たちの沈黙』で、あんなにアタマのいい彼がなぜ獄中に? という謎がまず解けるのがおもしろい。感慨深かったのが、いわゆる狂気や快楽殺人がどのように発生するかに関しての世間的理解が進んだせいか、2001年の時点でくどくなくその状況を描出できるようになっていたこと。あ、これでもうみんなわかるだろうというコンセンサスがあるわけね、と。

古典的な名作『サイコ』へのオマージュのようなところもありながら、『羊たちの沈黙』よりおもしろく感じました。なにしろ気付けば出ている役者がいちいちすごい。

ただ、ウィリアム・ブレイクに関しては原作を読まないと、なぜそれがそこまでの引き金になったのかがわからない。図書館に行ってみようかな。

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