そろそろ夏着物や浴衣の女子が週末には多くなる季節ですね。

ぼくもリンク先のような男女兼用反物の黒などで夏着物を持っています。男女兼用反物のほうが、男物より愛嬌があるというかあたりまえの柄があたりまえに供されているというか。

というか、最近の男着物や男浴衣のヤンキー傾向が好きになれないのです。梵字大書きしてみたりだとかクロコダイル柄だとかトラ柄だの骸骨柄だの…

成人式の羽織袴がヤンキー御用達になってしまったのと連動しているのだろうか。粋な着物っていうのは、普段のあたりまえな伝統柄を着こなした上でのお洒落だ、という視点がまったく抜け落ちて、ここぞという時に目立とうという目的だけでセレクトする人たちに向けた商売根性のいやらしさが目に付きます。

もちろん着る側も、そんな付け焼刃のトンガリすぎてる「粋」がかっこいいわけもなく。粋な着物や浴衣は、着付けも、脱いだあとの片付けや手入れも自分でやれるようになってからと言いたい。どう考えたって夏に着る着物のほうが手入れは大変なのだから。

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