リビドー・ガールズ―女子とエロ
2007年4月27日 読書
ISBN:4891947470 単行本 神谷 巻尾 パルコ 2007/03 ¥1,470
腕っこきの女性ライター陣による、女性ヲタによる女性ヲタのための、というにはもったいない傑作な一冊。昔、大学院にいたころ、「女性研究者は男性みたいに論破する勢いで討論しあわないから成長しない」という暴論を吐いた男性教授がいて、男性のやり方をそのまま女子に求めるなよ、と辟易したことがあるが、この本を読むと、女子には女子のやり方、というものがあるということが(対象はサブカルといえども)よくわかる。
控えめな女性ヲタが既知だけど振りかざしていない知識について、自分の行動原理を基準に、「知らないでしょ?」と、これみよがしに教えを垂れたがる文科系男子(ぼくらは「教えてアゲル君」と読んでいるのだが)は、この本を読んでいかに自分が浅はかであるか、自覚してもらいたい。
腕っこきの女性ライター陣による、女性ヲタによる女性ヲタのための、というにはもったいない傑作な一冊。昔、大学院にいたころ、「女性研究者は男性みたいに論破する勢いで討論しあわないから成長しない」という暴論を吐いた男性教授がいて、男性のやり方をそのまま女子に求めるなよ、と辟易したことがあるが、この本を読むと、女子には女子のやり方、というものがあるということが(対象はサブカルといえども)よくわかる。
控えめな女性ヲタが既知だけど振りかざしていない知識について、自分の行動原理を基準に、「知らないでしょ?」と、これみよがしに教えを垂れたがる文科系男子(ぼくらは「教えてアゲル君」と読んでいるのだが)は、この本を読んでいかに自分が浅はかであるか、自覚してもらいたい。
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