菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール CD インディペンデントレーベル 2006/10/10 ¥3,150
DISC1:
はなればなれに 映画「はなればなれに」より(監督:J.Lゴダール)
組曲「キャバレー・タンガフリーク」 1)孔雀
組曲「キャバレー・タンガフリーク」 2)生け花
組曲「キャバレー・タンガフリーク」 3)儀式
組曲「キャバレー・タンガフリーク」 4)夜の全裸
チェルシー・ブリッジ
DISC2:
組曲「ヴィオラ・トリコロール」 1)第一楽章 紫
組曲「ヴィオラ・トリコロール」 2)第二楽章 赤
組曲「ヴィオラ・トリコロール」 3)第三楽章 金 アルトサクソフォンとハープのデュエット (菊地成孔のために)
プラザ・レアル
ファムファタール〜妖婦
よくぞここまで濃い作品を一年に何作も作り出せるよなあ、と嘆息するしかない。やっぱり、菊地は天才なのだろう。
レンガのように構築的に組み立てられた音が、二枚のCDとなって、ますますジャズに回帰しつつある彼の音が降り注ぐ天井を支えている。
馬鹿みたいな妄想だが、モロッコのジミ・ヘンドリックスをピーター・グリーナウェイが耽美的に撮ったら、サントラはこれだった、というような音だ。
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