野生時代 vol.32 (2006 7) (32)
2006年10月29日 読書
いつのこの雑誌だったか、とある作品でこういうくだりがあった。
要するに、もうどうしようもないのだ。と思っていた。ああああああ。と思っていた。あああああああ。という言語が何かを思っていたことになるかどうかははなはだ疑問だが。で、村上春樹の『シドニー！』で、こういうくだりに出会った。
ええ、もちろんオーストラリアのために金メダルを取りたかった。二位でゴールを抜けたときは『あああああああ！』と思ったわ。いや、それだけなんですけどね。
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